『伊丹十三の台所』
¥2,860
編:つるとはな編集部
発行:株式会社つるとはな
2023年6月30日
B5変型判/160頁
食いしんぼうですね、伊丹さん!
映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。
表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。
若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。
この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかを伝えています。伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。
スパゲッティのおいしい召し上り方——細川亜衣
伊丹さんと台所——中村好文
池内家、父の料理——池内万平
ぼくらの好きな伊丹さん——宮脇誠・吉田昌太郎
伊丹十三の料理本——高橋みどり
風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった——宮本信子
(登場順、敬称略)
ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。(つるとはな編集部)







伊丹十三(1933年-1997年)
いたみじゅうぞう
映画監督・伊丹万作の長男として京都に生まれる。
映画俳優、デザイナー、イラストレーター、エッセイスト、映画監督。
『ヨーロッパ退屈日記』、『女たちよ!』(ともに新潮文庫)、単行本未収録エッセイ集『ぼくの伯父さん』(つるとはな)など著書多数。TV番組、TVCMの名作にも数多く関わり、精神分析がテーマの雑誌「モノンクル」の編集長も務めた。映画『お葬式』発表以降は映画監督を本業とし、数々のヒット作を送り出した。
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