Water Calling | Isabelle Daëron
¥3,960
画:イザベル・ダエロン
文:永井佳子
装幀:サイトヲヒデユキ
協力:惠谷浩子(奈良文化財研究所)
発行:書肆サイコロ
2023年
19×24cm/48頁
京都の地下から聞こえる音
京都の水のこと。
物事に触れて
解体して、描く。
蒐集して、身体に取り込む。
手からの神経情報が発達して
イメージをモデリングするような
本質に近づくためのドローイング。
この実践の繰り返しで
生まれる新しい形。
イザベル・ダエロンの仕事
京都の基盤となる岩盤の深さとそのうえを流れる地下水の量の関係が明らかにされたのは近年のこと。しかし、平安時代から京都に住む人々は地下を流れる豊富な水の存在に気づいていました。
水はどこからやってくるのか、地下水はどのようにできたのか、人々は水とともにどのように生活文化を育んできたのか。「Water Calling」 は水に関するリサーチを行うデザイナー、イザベル・ダエロンによるドローイングをもとに目に見えない水のメカニズムについて考えるプロジェクトです。
|著者|
イザベル・ダエロン(環境デザイナー、アーティスト、研究者)
1983年生まれ。Studio Idaë 主宰。
水や日光、風などの自然資源と共存し、エネルギーの循環とともに生きることをテーマに都市計画、公共部門や企業との協働事業としてパブリック・アートの制作、デザインプロジェクトなどを行う。特に都市空間での水の再利用に関するリサーチを長年行っている。パリを拠点に活動。
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