『Notochrome』湯浅啓写真集
¥4,400
発行:龜鳴屋
2024年5月
185×212mm
上製/継表紙/糸かがり
本文総184頁/モノクロ写真136点収録
ブックデザイン 橋詰冬樹
モノクロの世界に詩を生む

ノトクローム。黒の諧調と光の中にしづもれる能登。
自然やそこに根ざす人々を、写真家は静かに見さだめ、凡庸の目には見過ごされる瞬間を逃さずとらえてきた。モノクロの世界に詩を生む写真家の目。能登の風土と時間が、一冊に、ゆたかに写しこまれている。
「能登は何度足を運んでも、いつも絵になる光景に出会います。数えきれないくらい能登を周りましたが、移動の道すがら、ふと気になる光景に出会う度、飽かず写真を撮り続けてきました。被写体は四季の移ろいの中にある、ごく日常の光景。歳月とともに、そうした写真が増えていき、写真集としてまとめることになりました」(あとがきより)
写真集の編集作業が進んでいた最中、2024年1月1日に能登半島で大地震が発生。震災後の能登は一変する。
『Notochrome』には在りし日の光景を遺しておきたい、という思いとともに、写真のような穏やかな日常が早く戻ってきてほしいという願いが込められている。
|配送につきまして|
◆ご利用案内をご覧ください
https://www.laboratelier.jp/blog/2023/06/17/195548